亀倉雄策生誕100年記念 デザイン飛行
世界を代表する作家たちとの交流から、デザイン誌「クリエイション」にいたるまで
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会期:2015.4.6 月 - 5.21 木
時間:11:00a.m.-7:00p.m.
日曜・祝日と4/29(水)〜5/6(水)は休館
入場無料
日本にまだ「デザイン」という概念がなかった時代から、原野に道を拓くかのごとく活躍を続けた亀倉雄策(1915-1997)。東京オリンピックやグッドデザインマーク、NTTのシンボルマークなど数々の名作を生んだのはもちろん、日宣美(日本宣伝美術会)や日本デザインセンターの設立、グッドデザイン運動、日本グラフィックデザイナー協会の設立など、デザイン振興のための様々な活動を通してデザインの確立と普及に努めた、日本のグラフィックデザイン史の中でもっとも重要な人物のひとりです。
本展は、生誕100年を記念して、デザイナー亀倉雄策を新たな角度からご紹介いたします。
世界を代表する作家たちとの交流から、晩年のライフワークであったデザイン誌「クリエイション」編集にいたるまでを、作品、写真、手紙など、初公開となる資料とともに展示。デビュー作、代表作も厳選してご紹介いたします。
世界の巨星たちとの親交の中で、亀倉がなにを感じ、なにを遺したのか──デザイナーという仕事を愛し、時代を生きぬいた亀倉雄策の素顔に触れる貴重な機会になればと思います。
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1 四谷の自宅で 右から滝口修造、ブルーノ・ムナーリ、マックス・フーバー、文代夫人 1960年
2 ハーバート・バイヤーと 1960年
3 ニューヨークADCで 左からポール・ランド、イサムノグチと 1987年
4 レイモン・サヴィニャックからの手紙 1989年
5 ブラッド・ホランドからの手紙 1990年
6 ミルトン・グレイザーからの手紙 1991年
7 「クリエイション」台割りラフ 1989年
8 19歳で初めて手がけた装幀『夜間飛行』 1934年
9 東京オリンピック 1962年
10 東京オリンピック 1961年
11 「クリエイション」1号表紙 1989年
12 大阪万博 1967年
13 ヤマギワ国際照明器具コンペ入賞作品展 1968年
14 札幌冬季オリンピック 1970年
15 ヒロシマ・アピールズ 1983年
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グラフィックデザイナー。1915年4月6日新潟県生まれ。1933年日大二中を卒業し、太田英茂主宰の共同広告事務所に勤務。1938年日本工房に入社し、「NIPPON」や「カウパープ」など対外宣伝誌のアートディレクションを手がける。1951年日宣美設立に参画。1960年日本デザインセンター設立に参画し専務取締役となるが、1962年に独立して亀倉デザイン研究所を設立。朝日賞、毎日芸術賞をはじめとする内外の多くの賞を受賞。1980年紫綬褒章受章、1991年文化功労者に選ばれる。1993年ニューヨークADCの“Hall of Fame”(殿堂)入りを果たし、1994年ワルシャワ美術アカデミー初の名誉博士号を授かる。日本グラフィックデザイナー協会会長を、1978年設立時より16年務めた。1997年5月11日急性肺炎のため永眠。代表作に、東京オリンピック、大阪万博、名古屋デザイン博、ヒロシマ・アピールズのポスターや、グッドデザイン、NTT、ニコン、ヤマギワのシンボルマーク・ロゴタイプがある。
展示内容
世界のデザイン交流から「クリエイション」へ
ハーバート・バイヤー、ポール・ランド、マックス・フーバー、ソール・バス、ミルトン・グレイザー、早川良雄、田中一光、永井一正、福田繁雄、イサムノグチ、勅使河原蒼風、土門拳など、世界を代表する作家たちとの交流を、作品、写真、手紙など初公開となる資料とともに展示、「クリエイション」編集の裏側も公開
デビューから代表作まで、亀倉雄策の仕事
19歳で初めて装幀を手がけた『夜間飛行』、1964年開催の東京オリンピックポスター、大阪万博ポスターなど、代表作を厳選して展示
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主催
クリエイションギャラリーG8
協力
新潟県立近代美術館 凸版印刷株式会社 亀倉雄策賞事務局
後援
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
第264回クリエイティブサロン
日時:2015年4月18日(土) 2:00p.m.-3:00p.m.
出演:永井一正
聞き手:大迫修三
生誕100年展開催予定
「生誕100年 亀倉雄策展」 2015年7月11日〜8月30日予定
新潟県立万代島美術館 〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階
TEL 025-290-6655
「生誕100年 亀倉雄策と『クリエイション 』」 2015年11月14日〜2016年1月17日
新潟県立近代美術館 〒940-2083 新潟県長岡市千秋3-278-14
TEL 0258-28-4111